11月5日(火)、地域共創学部観光学科本田正明准教授と学生が、佐賀県玄海町外津(ほかわづ)漁港で開催された漁船クルージングと地魚の海鮮丼の試食モニターとして携わりました。
玄海町外津漁協の青年部では、同地域の魅力を発信しようと活動をしており、観光まちづくりの取り組みの一環として漁船クルージングと地魚を使った海鮮丼の試作を行っています。今回、マーケットとして期待される福岡都市圏の若者の印象を知りたいという要望を受け、観光学科の学生たちがモニターとして参加・協力を行いました。
当日は漁船2隻に分かれ、同漁港を出て玄海原発周辺や同湾内を巡るクルージングを実施。港に戻り、漁師によるタイの神経締めを見学後、シマアジ、サバ、タイなどの新鮮な地魚を使った海鮮丼の試食を行いました。モニターツアー体験後は、参加者全員でツアーの魅力や課題についての意見交換を行いました。
同学科2年の大田朋弥さん(防府高校)は「海の上から橋の裏側を見るのは貴重でした。漁師による漁場や原子力発電所の説明などが面白く、船は揺れましたが、それがアクティビティとして満足度が高いです。海鮮丼は新鮮で、今までで一番美味しかったです」と感想を述べました。
また、1年の立石万美子さん(光陵高校)からは「船の揺れついて事前にもう少し丁寧に安全面の説明が必要だと感じました。湾内にある養殖の生簀(いけす)では、魚の様子がわかりにくいのがもったいないと感じ、写真スポットで船を停めてもらえるとより楽しめると思いました。漁港にネコが多くかわいいので、新たな魅力になると感じます」といった課題や意見も出されました。
同青年部では今回の意見を踏まえ、内容の改善を行っていくそうです。観光学科としても事業の実現に向けて今後も協力を行っていく予定です。
【観光学科】