観光地経営リーダー育成プログラムが開講

 8月31日(土)、本学にて「観光地経営リーダー育成プログラム」が開講しました。

 本プログラムは、自治体、観光協会/DMO、観光系企業の中核人材、観光地域づくりに関わっている方々を対象に、観光分野の多彩な実務家講師陣の講義を通じて、経営・マーケティングや観光DXなどのビジネスの考え方や手法を身に付けた「観光地経営人材の育成」を目的としています。

 開講式では千相哲副学長から、約30名の受講生に向けて本プログラムの目的や地域を巻き込み持続可能で質の高い観光を創る意義について説明がありました。

 続いて、立命館アジア太平洋大学サステイナビリティ観光学部 吉澤清良教授による第1回講義「現代の観光を読む」を実施。観光発展や地方創生の可能性について具体的な事例を挙げながら解説がありました。

 開講に際し受講生から「他の受講生や講師陣との人脈づくりも魅力で、自分がこれから実現したい取り組みに関する意見交換も期待したい」「生まれ育った地域は高齢化が深刻で、観光産業を通して地元を再生したい」など本プログラムへの期待の声が挙がりました。

 なお、本プログラムは令和5年度に観光庁「ポストコロナ時代における観光人材育成事業」のモデル事業に採択され開発したもので、本年度は福岡県の「福岡県地域観光リーダー人材育成事業」の対象となっています。本学は、国内での観光教育の拠点として、これからも社会のニーズに対応したリカレント・リスキリング教育を推進してまいります。

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