7月31日(水)~8月5日(月)大丸福岡天神店で開催した九州・福岡を代表する伝統的工芸品「久留米絣」の織元や問屋が一堂に会する「久留米絣大博覧会」にて、地域共創学部観光学科本田正明准教授と学生が、会場案内ボランティアや同博覧会PR冊子とブログ制作に携わりました。
今年で2回目となる本イベントは織元の職人が店頭に立ち、商品をPRするもので、織元や問屋(卸商)21社が出展。本学学生は第1回から運営協力を行っており、昨年は久留米絣のコースターづくりなどワークショップコーナーの運営サポートを行いました。
今回取り組んだPR用の冊子・ブログ制作では、学生と教員が実際に久留米絣の織元や問屋を訪れ、製造過程の見学や、デザイン・流通の仕組みなどを取材し記事を作成。久留米絣に携わる方々の「オモイ」と、現地で感じた「トキメキ」を学生たちの目線で発信しました。
織元を取材した同学科3年の副島啓太さん(柏陵高校)は「糸染めの作業に目が釘づけになりました。藍の甕(かめ)から糸を取り出して絞り、空気に触れた瞬間に、青く発色していく様子はとても感動的でした。糸を括(くく)る作業など大変な工程が多くあり、伝統や技術がたくさん詰まっているのだと感じました」と活動を振り返りました。同じく3年の那須萌夏さん(出水高校)は「問屋さんを通じて久留米絣と私たちが繋がっていく過程を知ることができ感動しました。織元の生地を受け継ぎ、デザイン・流通を通じてお店とお客様に製品を届けるという手間ひまかけて『オモイ』を繋ぐ連携がカッコいいです」と感想を述べました。
学生たちが作成した冊子とブログは、以下のサイトで公開していますので、ぜひご覧ください。
https://sites.google.com/view/ksukasuri/home
【地域共創学部】