8月3日(土)、大楠アリーナ2020において、地域交流茶会「燈籠茶会」を本学裏千家茶道部と香住丘高校茶華道部のお点前により開催し、中学生や一般の方など94名が参加しました。
真夏に行われた本会では、お茶会に初めて参加する方でも楽しんでいただけるよう、「お茶のいただき方」のプリントを机上に配置。香合のうちわや、沖縄のガラスを使った水指、ガラスの棗を用いるなど、涼やかなひとときを感じる道具を用意し、お客様をもてなしました。
亭主を務めた裏千家茶道部の河野鈴音さん(国際文化学部日本文化学科2年/九州産業大学付属九州高校)と市原月渚さん(商学部経営流通学科3年/筑紫中央高校)は「茶道は、作法など生活に生かせる学びがあります。お越しいただいた皆さまにお手前を披露することはとても緊張しましたが、道具の名前や説明が伝わるよう心がけながら話しました」と語りました。また、半東をを務めた香住丘高校3年の齊藤快さんは「日本文化に興味があり、京都を訪れた際に茶の作法を体験したことがきっかけで、茶道部に入りました。お客様に飲み方の作法を説明したり、道具の質問に答えたりするなど貴重な経験ができました」と話しました。
正客の一人となった中学2年生は「知らないことばかりで緊張しましたが良い経験ができました」と感想を述べました。連客(正客以外に同席した方)には校章を赤絵で表現し本学の柿右衛門様式窯で制作した茶碗を用いて、お茶が振る舞われました。
【産学共創・研究推進本部、学生部】