築上西高等学校の生徒と共同で作成した「築上町かるた」でかるた大会を開催♪

 

 2月24日(月・祝)、地域共創学部地域づくり学科の学生6人が、築上西高等学校の生徒と共同で作った「築上町かるた」のかるた大会を、築上町文化会館「コマーレ」で開催しました。

 「築上町かるた」は、これからの地域を担う若い高校生に、自分たちの住む町に興味関心を持ってもらいたいと、学生が築上西高校に企画提案したもので、同校の生徒会や美術部を中心とした約20人の高校生とともに、国指定史跡の古代焼き物の里「船迫窯跡ふなさこかまあと公園」や「綱敷つなしき天満宮」などの築上町の名所を巡るフィールドワークを実施。高校生が作った44枚の読み札と絵札に、大学生が解説文を付けました。

 お披露目となったかるた大会には、町民の方々など約30人が参加し、新しい名物を楽しみました。

 築上西高校2年の井本太陽たいようさんは、「フィールドワークで知らなかった町の歴史や魅力を再発見することができました。大学でもっと地域について学びたい気持ちが高まりました」と語りました。

 同校出身のプロジェクトリーダー・榊谷昇大しょうたさんは、「1年半かけてやってきたプロジェクトでしたが、無事にかるた大会を実施することができて達成感を感じています。町民の方々から、『実際にお勧めスポットに行ってみたくなった』『このプロジェクトを町の伝統にしてほしい』などの温かいご意見をいただき、プロジェクトの成果を実感するとともに、この町に少しでも貢献できたかなと思います」と振り返りました。

 「福岡県文化プログラム推進費補助金」と「子どもゆめ基金助成金」を受けて30セットを作成したこの「築上町かるた」は、今後、町内の小中学校や公共施設に配布し、地域の方々に親しんでもらう存在となることを目指しています。

【地域共創学部】

 

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