川平 悠莉

川平 悠莉

「育成プログラム」で出会えた「私の仕事にしたいこと」

川平 悠莉
  • 生命科学部生命科学科
  • 2022年9月卒業 ※2022年度現在
  • (出身:博多高校)

「育成プログラム」って?

 大学で学ぶ目的や将来のキャリアをより明確にするなど「育成」をキーワードとした総合選抜「育成型」入試のプログラムです。特長は出願する前に大学教職員と面談する点で、志望する学部学科と学びたい内容がマッチングしているかを確認し、その結果を高校の先生にフィードバックしてくれます。

生命科学科食品コースに進んだきっかけは?

 私はイラストを描くのが好きで、当初は芸術学部を志望していました。出願前の面談で私の興味関心に熱心に耳を傾けてくれる職員の方に、所属する理科部で経験した野菜作りの楽しさや販売の難しさ、加工の可能性について話しているうちに、食品に関わる将来の自分が想像できました。
 そこで初めて、九産大に食品開発ができる学科があることを知り、出願する学部を変更しました。

大学生活で力を入れたことは?

 専門資格取得に力を入れました。衛生管理を行う「HACCPハサップ管理者」、食品検査などを行う「フードサイエンティスト」、食分野で新たなビジネスを創出する「食の6次産業化プロデューサー」の3つの資格を3、4年次に取得しました。
 私の所属する米満宗明教授研究室は、令和3年度に私を含む17名が「食の6次産業化プロデューサー」を取得するなど、お互いを高め合えるような雰囲気で活動しています。

サークル活動にも所属しているの?

 食の6次産業化に貢献することを目標として、地域の農作物を使用した様々な加工食品を開発する「食品開発研究会」に1年次から入部し、商品化した柚子チョコやオリーブアイスのほか、ピザや柿のシフォンケーキなど販売までつながらなかったものもありますが、さまざまな食品開発に携わりました。
 また、大好きなイラストを描くことも続けたいと思い「漫画研究部」にも所属しています。6月の学文祭や11月の学園祭シーズンでは作品を展示するため、制作に没頭したのも良い思い出です。
 授業とサークル活動、アルバイトの両立を経験したことで自己管理ができるようになったことも私の強みです。

今後の進路は?

 家畜飼料を製造する会社に就職予定で、飼料開発を通した国産品の生産性向上や、生産者の収益を上げることで農場の後継者不足などに取り組みます。家畜に対して付加価値を高めてブランド化しまちおこしにつなげるなど日本を活性化する力になりたいです。

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