「育成プログラム」で出会えた「私の仕事にしたいこと」
「育成プログラム」って?
大学で学ぶ目的や将来のキャリアをより明確にするなど「育成」をキーワードとした総合選抜「育成型」入試のプログラムです。特長は出願する前に大学教職員と面談する点で、志望する学部学科と学びたい内容がマッチングしているかを確認し、その結果を高校の先生にフィードバックしてくれます。

生命科学科食品コースに進んだきっかけは?
私はイラストを描くのが好きで、当初は芸術学部を志望していました。出願前の面談で私の興味関心に熱心に耳を傾けてくれる職員の方に、所属する理科部で経験した野菜作りの楽しさや販売の難しさ、加工の可能性について話しているうちに、食品に関わる将来の自分が想像できました。
そこで初めて、九産大に食品開発ができる学科があることを知り、出願する学部を変更しました。

大学生活で力を入れたことは?
専門資格取得に力を入れました。衛生管理を行う「HACCP管理者」、食品検査などを行う「フードサイエンティスト」、食分野で新たなビジネスを創出する「食の6次産業化プロデューサー」の3つの資格を3、4年次に取得しました。
私の所属する米満宗明教授研究室は、令和3年度に私を含む17名が「食の6次産業化プロデューサー」を取得するなど、お互いを高め合えるような雰囲気で活動しています。

今後の進路は?
家畜飼料を製造する会社に就職予定で、飼料開発を通した国産品の生産性向上や、生産者の収益を上げることで農場の後継者不足などに取り組みます。家畜に対して付加価値を高めてブランド化しまちおこしにつなげるなど日本を活性化する力になりたいです。