
理工学部鶴田和寛教授と生命科学部佐野洋一講師の2名が研究成果を社会実装へとつなげるための事業化支援を行う「PARKS Startup Program」採択シーズStep1にそれぞれ選出されました。
PARKS(Platform for All Regions of Kyushu & Okinawa for Startup-ecosystem)は、オール九州・沖縄圏一体でアジアとつながるスタートアップ・エコシステムの創出を目指して設立され、2025年度は九州・沖縄の20大学と株式会社FFGベンチャービジネスパートナーズ(FVP)、九大OIP株式会社の全22機関が連携し、スタートアップ創出を推進しています。国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)の「大学・エコシステム推進型スタートアップ・エコシステム形成支援」に採択されたプラットフォームです。
本学教員が採択された本プログラムでは、スタートアップ創出に資する技術シーズの発掘から、起業家とのマッチングによる創業までの起業活動支援を受けるものです。
鶴田教授は「機械部品の異常検出を実用化するAIプラットフォーム」に関する研究開発に取り組んでおり、製造現場での異常検知を高度化し、産業の安全性と効率性を向上させる“フィジカルAIの先駆け”として注目されています。
一方、佐野講師は「任意金属とキレート化※1できるフルボ酸の製造と農業利用」をテーマに、有機農法に使用できるバイオスティミュラント資材※2の開発を目指しており、持続可能な農業の推進と環境負荷低減に貢献することが期待されます。
今回の採択を通じて、事業化に向けた支援を受けながら、社会課題の解決に向けた研究をさらに加速させていきます。
※1キレート化:金属イオンを有機分子が「カニのハサミ」のように挟み込み、安定な錯体を作ること。
※2バイオスティミュラント資材:植物の生理機能を刺激し、ストレス耐性や品質向上助ける肥料・農薬とは異なる資材。

【オープンイノベーションセンター】




