
5月30日(土)、志賀島(福岡市東区)において、福岡市主催の「藻サイクル~ひろって、しらべて、そだてる海~」が初めて開催されました。当日は生命科学部の佐野洋一講師と同研究室に所属する4年生4名もサポートに加わり、参加者54名が、漂着ごみの回収とあわせ、波や潮の流れで海底からちぎれて海岸に流れ着いた海藻(流れ藻)の回収が行われました。
回収された海藻は、本学と福岡市農林水産局が連携し進める藻場再生に向けた取り組みに活用します。
近年、藻場の減少が課題となり、地域の漁業にも影響を及ぼしています。本取り組みは、この課題に対するアプローチとして、同講師が研究を進めるフルボ酸※を活用した社会実装型研究として展開し、研究成果の地域還元と環境課題の解決を両立することを目指しています。
なお、本研究は、本学で開催した「VISION DAY 文×理×芸=展」を通じて、佐野講師のフルボ酸研究と福岡市が抱える藻場減少の課題が結びつき、始まったものです。
※フルボ酸:土壌や水中に存在する有機酸の一種で、生物の成長を促進する性質が知られています。こうした特性に着目し、フルボ酸を藻の栄養分として活用することで、現在の海洋環境に適応した藻類の生育を促す研究が進められています。

【生命科学部/産学共創・研究推進本部】




