理工学部機械工学科鶴田和寛教授は、8月21日(木)、22日(金)に開催される科学技術振興機構(JST)主催大学見本市2025において、「次世代ねじ検査AIの実装 ~教師データ不要の学習モデル構築~」を出展します。
この技術は、少量の実データでも高精度な異常検出を可能にするもので、3D画像の自動生成と深層学習(VAE/β-VAE、セマンティックセグメンテーション)を組み合わせることで、従来の目視検査では困難だった傷や変形、寸法誤差などの異常を正確に検出します。導入・運用が容易でコストも抑えられる点が特長で、装置一体型の設計により現場での活用にも適しています。
特に中小企業では、過剰な自動化ではなく“ちょうどよい自動化”を実現する実用的な技術として注目されており、検査精度は100%(174個中10個の異常をすべて検出)を達成。多種多様なねじの分類にも対応しており、今後は医療や環境分野への応用も期待されます。
人手不足や品質管理の課題を抱える製造現場において、誰でも安定して検品できる環境の実現を目指す本技術は、持続可能な事業運営を支える基盤として、今後の社会実装が期待されます。
【理工学部/産学共創・研究推進本部】