造形短期大学部と地域共創学部の学生が福岡市東区箱崎エリアを紹介する「ハコさんぽMAP」の制作に携わりました。
MAP制作は、福岡市東区箱崎エリアにおいて、SDGsをテーマにまちづくりに取り組む「箱崎SDGsデザインプロジェクト」の一環で行ったものです。本プロジェクトでは、箱崎商店連合会と連携し、陶器のリサイクル土を利用したオリーブ並木プロジェクトや甘夏の皮の食品リサイクルなど、地域の方々と交流しながらさまざまな活動を展開しています。
今回のMAP制作では、地域共創学部観光学科の学生が店舗や箱崎に関する情報を収集、その内容をもとに、造形短期大学部造形芸術学科の学生が、写真・デザイン・イラストなど各々の専門にあわせてプロのクリエイターと共にデザイン制作を行いました。MAPには店舗情報に加え、箱崎の歴史や年間行事など多様なコンテンツを掲載。同エリアへの転入者が増えている背景から、新たに転入する人や来訪者など幅広い層に必要な情報をまとめています。
制作に携わった造形芸術学科2年の岸川菜乙さん(佐世保西高校)は「もともと地域創生やブランディングに興味があり、1年の頃からこのプロジェクトに参加しています。学生それぞれの得意分野を生かしながら、地域の方々、また制作のプロと一緒に活動する中で、さまざまな視点に触れることができ、とても良い経験になりました。実際にMAPを片手にまち歩きをしてほしいという思いでデザインしているので、ぜひ活用してほしいです」と述べました。
現在、MAPはJR箱崎駅や商店街の店舗などで配布しています。ぜひご利用ください。
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【造形短期大学部・地域共創学部】