アートで伝える!学生がデザインした工事現場パネルがイオンモール筑紫野にお目見え

 造形短期大学部の学生(一部卒業生有志含む)と黄禧晶教授が、株式会社淺沼組との産学連携プロジェクトの一環で、同社工事現場を囲むパネルのデザインを行いました。

 同社がコンセプトとする「循環」「自然に優しい」「リサイクル」をデザインの力で発信してほしいという依頼を受け、2024年12月にプロジェクトがスタート。学生は企業担当者から話を聞くなどし、コンセプトについて理解を深め制作に挑みました。

 高さ1800mm×幅900mmという大判絵画を初めて描くという学生も多いなか、個性豊かな20枚の作品が完成。作品はデータ化され、パネルに印刷後、今月よりイオンモール筑紫野改修工事現場に設置されています。

 プロジェクトメンバーの中野芹菜さん(博多青松高校)は「『循環』や『自然』などのキーワードには元々興味があり、大判の絵を描ける滅多にない機会と思い参加しました。テーマを自分なりに解釈して描いていく過程で、『人のために描く』ということへの理解が深まりました。自分と社会の関わり方を考える貴重な体験になりました」と活動を振り返りました。

【造形短期大学部】

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