9月7日(水)、本学において九州・沖縄の大学の理事・副学長による女性研究者支援シンポジウムを開催しました。「九州・沖縄アイランド女性研究者支援ネットワーク(Q-wea)」との共催によるこのシンポジウムは、ネットワークに参加する14の大学が持ち回りで毎年開催し女性研究者支援や大学における男女共同参画について議論しており、今回で13回目です。
「日本のダイバーシティ&インクルージョン、これまでとこれから」と題する、公益財団法人21世紀職業財団会長の伊岐典子氏の基調講演で始まったシンポジウムは、2部構成で、「大学の果たすべき役割 ウェルビーイングの視点から」と「女性研究者の更なる活躍 ジェンダー・ダイバーシティの実現へ」についてパネルディスカッションが行われ、西日本新聞社の甲木正子氏によるコーディネートで13人のパネリストによる事例紹介と活発な議論が行われました。
コメンテーターとしてパネルディスカッションに参加した伊岐氏と科学技術振興機構の山村康子氏から「大学がこれほど積極的に取り組んでいることに感銘を受けた。この原動力は『良い大学にしたい』という皆の想いであることが伝わった」「九州沖縄のQ-weaの取り組みは全国でも先進的なものであり、アンコンシャスバイアスの解消など難しい課題はあるが、今後も女性の活躍促進を進めてほしい」と講評がありました。
【ダイバーシティ推進室】