不揃いで出荷できない野菜や果物を使ってジャムなどの農業加工品販売に力を入れる企業など10店舗を集めた「マルシェ」を、11月5日(土)の香椎祭期間中に九産大キャンパス内で開催しました。
「おSUNっぽマルシェ」と銘打ったこの企画は、食の安全にこだわりつつ食品ロスを出さない思いを、ストーリーとして製品と一緒に消費者に届け、地域の6次産業化や活性化を応援するプロジェクトで、学部横断型科目「実践クロス演習(旧カリキュラム:実践力育成演習)」を受講する16人が、出店者募集から開催までこぎつけました。
福岡県産小麦粉を100%使用し、卵や乳製品、動物性食品不使用の焼き菓子を製造販売する「ノノズマフィン」の店主は、「突然DMで出店依頼を頂いて驚きましたが、若い子に私たちの商品に対するこだわりを知ってもらえる機会となり嬉しく思っています」と話します。
リーダーで地域共創学部2年大塚沙也さん(鞍手高校)は、「SNSやネットを活用して探した企業へ、『マルシェ』のコンセプトを説明して参加してもらうのが一番苦労しましたが、出店者から『参加してよかった』という感想をもらうことができ一安心しています」と振り返りました。
【商学部、地域共創学部、経済学部、理工学部、基礎教育センター】