教育フォーラム「産業界との連携による学びの質保証」を開催

   

   〈吉田 優治氏〉        〈高橋 康徳氏〉       〈市丸 邦博氏〉

 2月9日(土)、「第11回教育フォーラム」を開催し、高等学校や大学などの教育関係者約220人が参加しました。

 今回のテーマは、「産業界との連携による学びの質保証」。大学と産業界の連携による学びの実践事例を共有し、今後の教育現場での課題解決や改革推進について活発な議論が行われました。

 初めに、千葉商科大学の吉田優治教授が「学部公式サポーター企業57社から学ぶ」と題して講演し、同大学が実施している学部教育と連携する企業との活動について、学生がさまざまなプロジェクトやインターンシップなどを経験することで、チャレンジ精神や新たなサービスを発想する力が養われ意識が変化する事例を紹介しました。

 続いて、株式会社カウテレビジョンの高橋康徳社長が、「産学連携で『三方よし』」と題し、企業同士を繋いだ採用活動支援やインターンシップ、大学との連携プロジェクトの事例を、コーチ・コントリビューション株式会社の市丸邦博社長が、「『自走する組織創り』実現へのコーチングとは?」と題し、コーチング手法がもたらす人材育成の効果を紹介し、学生や教職員、組織の意識変化についてそれぞれ講演しました。

 その後行われたパネルディスカッションでは、商学部聞間理学部長をコーディネーターに、3人の発表者が、学生の修学意欲の向上や今後の大学と産業界の関わり方などについて意見を交わし、「単に企業と大学が連携するだけではなく、目的や手法を変化させながら学生と教職員の強みや魅力を発掘し、組織として成長していくことが大事だ」という認識を共有しました。

【教務部】

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