「博多祇園山笠プロジェクト」始動!学生の専門性で伝統文化と地域を応援

 2025年7月1日(火)~15日(火)に開催される令和7年度博多祇園山笠の期間中、地域貢献活動の一環として学生たちが自身の専門性を生かし、伝統ある祭りの継承と地域活性化に貢献するため、多岐にわたる取り組みを展開します。

 東流の山小屋では、見学に訪れた外国人などへ博多祇園山笠について説明する際、東流の案内役とともに、本学の留学生と日本人学生が英語・中国語・韓国語・ベトナム語など多言語で通訳を行い、その魅力を伝えます。中国語通訳担当のハイ・ウタクさん(商学部商学科3年/中国出身)は「日本の伝統文化に興味があり、通訳の活動を通して、旅行者と地域の方の架け橋になりたいと思い、参加を決意しました。両者にとって良い思い出になるよう活動していきたいです」と国際交流の活動意欲を語っています。

 また、芸術学部ソーシャルデザイン学科3年の津覇稜也さん(美来工科高校)は同会場に設置するパンフレット台のビジュアルデザインを担当しました。海外観光客の目を引くようカートゥーン風のデザインに仕上げた津覇さんは「県外出身なので、今回デザイン制作にあたり、資料や映像を参考に、博多祇園山笠の祭りそのものや道具、歴史について調べました。山笠の役職によって色が違う手ぬぐいもアイコンにしました。このデザインが会話のきっかけになると嬉しいです」とデザインに込めた思いを明かしています。

 さらに、博多祇園山笠振興会公式ウェブサイトに掲載される飾り山笠の写真は、芸術学部写真・映像メディア学科3年の石神貫太さん(国分高校)と井上澪さん(嘉穂高校)が撮影。学生ならではの感性で、祭りの華やかさや迫力を切り取り、ウェブ上で祭りの魅力を広く伝えます。

 本学は、創立60周年記念事業の一環として2018年に、博多祇園山笠を通して地域を応援する「博多祇園山笠プロジェクト」を発足。以来、学生の専門性を生かした多岐にわたる活動を通じて、博多が誇る伝統文化の継承と地域活性化に貢献しています。

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【産学共創・研究推進本部】

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