4月3日(木)、本学キャンパス中央を流れる庭園水路で、近隣の方々約20人がホタル幼虫放流会に参加しました。
2017年に「緑の魔術師」と称される造園家石原和幸氏が、地域の方々とコミュニケーションを図り、本学から花や緑の輪が拡がることを目指しデザインした本学内の庭園水路に、ゲンジボタルの幼虫およそ300匹と、エサとなるカワニナを放流しました。
参加した子どもたちは、小さな幼虫が入ったカップを水辺に近づけ、優しく放流しながら「大きくなってね」「光る姿見に来るね」と小さな命に語りかける姿が見られました。「長年、光るホタルは見てきたけれど、幼虫は初めて見ました。模様があるんですね」や「ホタルは何で綺麗な水が好きなの?」、「カワニナ以外に何を食べるのかな?」と生物や自然環境についてのさまざまな会話が生まれていました。
今年も、ホタルが羽化する5月下旬に地域の方々を招いたホタル観賞会「HOTARU NIGHT」を開催する予定です。なお、実施日時は、ホタルの羽化状況を見ながら調整し、本学ホームページのイベント情報でお知らせします。
本学は、ホタル幼虫放流会をはじめさまざまなイベントや活動を通して、今後も地域の方々や子どもたちが自然環境への関心を深める機会を積極的に提供してまいります。
【学外連携課・施設課】