QTnetとの提携によるゲーム制作「Another Blue」誕生!

 理工学部芸術学部の学生がチームを組んでゲーム制作を行うプロジェクト型教育「ゲーム作ろうラボ 」は、本学と包括連携協定を結ぶ株式会社QTnetと協力し、オリジナルゲーム『Another Blue』を開発しました。

 『Another Blue』は、同社運営のeスポーツ総合施設『esports Challenger’s Park(福岡市中央区)の所属VTuber『碧生ねの(あおいねの)』を主人公としたゲームです。5つのミニゲームと短編のストーリーで構成されており、全てのミニゲームをクリアすると、ラストステージが解放される仕組みです。

 ゲーム制作は、同ラボ所属学生のうち約10名が春休みを利用し、10日間で開発を進めました。同社によるエラーチェック(デバッグ)を受けながら改善を重ね完成に至りました。5月31日(土)には『碧生ねの』が本ゲームを初見プレイする様子をライブ配信し、一般公開されました。

 制作メンバーで主にプログラムを担当した三好修人さん(理工学部情報科学科3年/八幡高校)は「情報科学科に入学したからには、プログラマーらしい活動をしたいと考え、同ラボで活動しています。3日間の制作は素材やプログラムを一つにまとめていく作業が特に大変でしたが、一瞬で終わったと感じるくらい、今までで一番楽しい時間でした。企画案やゲームの実装など自分の考えや意見をメンバーに理解してもらえるよう伝えるコミュニケーションスキルの大切さも実感しました」と語りました。また、UIデザインを担当した渡辺真生子さん(芸術学部ビジュアルデザイン学科3年/東筑高校)は「完成した時は達成感と不安を抱えていましたが、実際にライブ配信で楽しくプレイされているのを見て、とても嬉しくやりがいを感じました。制作面では、プレイしやすくユーザーにやさしいゲームにするために必要な要素のアイデア出しに苦労しましたが、このプロジェクトをメンバーと一緒に成し遂げられたことに充実感を覚えています」と感想を述べました。

 今後は、アーカイブ動画や「X」で紹介を行い、6月30日(月)にはゲーム配信プラットフォームSteam内の九州産業大学公式サイトにて公開しました。

 

碧生ねの:「esports Challenger’s Park」所属VTuber

【KSUプロジェクト型教育/ゲーム作ろうラボ】

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