アフターコロナに向けた特別研究プロジェクトについて

 九州産業大学では、新型コロナウィルス感染症の拡大が与える経済や産業、社会などの様々な変化を予見し、終息後の各分野における展望やとるべき方策を考える、アフターコロナを見据えた対応策の提言や課題を解決する研究プロジェクトを9月より開始いたしました。

 新型コロナウィルスの猛威が、広範囲かつ長期にわたるにつれ、社会・経済活動に与える影響が大きくなっている現状を踏まえ、短期的な危機対応策に留まらず、終息後にとるべき方策について検討するため、本学の「学術研究推進機構」および「産業経営研究所」が中心となって研究テーマを公募したプロジェクトで、
 「社会提言などアフターコロナを見据えた対応策を提言する研究」
 「アフターコロナに向けた人文学的、社会学的、自然科学的手法の提案」
という対象研究に寄せられた15の研究テーマにつき、新たに特別の研究費を設け支援を行います。

 本プロジェクトに基づく研究テーマ、所属学部、研究者は以下のとおりです。


(産業・経済活動全般)
「一日も早い復興」の環境・資源経済分析                                       経済学部    澤田 英司
アフターコロナにおける製造業のサービタイゼーション戦略設計    経済学部    砂口 洋毅
With/Afterコロナ時代における物流政策の方向性                         商学部    魏 鍾振
アフターコロナにおける望ましい医療システムの情報公開              商学部    浅川 哲郎

(観光に関する研究)
アフターコロナにおける九州観光のあり方              地域共創学部   大方 優子
離島における「訪れない観光」の実証的研究           地域共創学部   行平 真也

(地域・自治体・健康に関する研究)
コロナ禍からアフターコロナの子どものメンタルケア支援
            芸術学部   真島 猛人間科学部  窪田 由紀
eスポーツ実施を通した地域高齢者の認知症予防
            人間科学部 磯貝 浩久西薗 秀嗣健康・スポーツ科学センター 阪田 俊輔本山 清喬
New Neighborhood 「新しいネイバーフッド」Stay Home からStay Neighborhood:
近所を拠点にした経済活動・社会活動とその新しい空間について
            建築都市工学部         福山 秀親
小規模自治体における住民意識・定住行動の変化と地方創生戦略への影響と課題
~福岡県広川町住民意識調査を通じた事例研究~
            地域共創学部   山下 永子
アフターコロナに向けた地域公共交通のための運行管理支援の取組み
            理工学部        稲永 健太郎末吉 智奈佐

(働き方に関する研究)
働き方の多様化と社会保障格差に関する研究      経済学部      萱沼 美香
コロナ禍が働き方改革に及ぼす影響に関する事例研究  商学部          木村 隆之

(社会インフラに関する研究)
メンテナンスフリーな水害検知システムの構築       理工学部       松下 大介

(教育法に関する研究)
国際的で高度な建築都市工学を学ぶためのWEBサイト教材コンテンツの開発
            建築都市工学部        香川 治美羽田野 袈裟義日高 圭一郎


お問い合わせ先:産学連携支援室 橋本
       TEL:092-673-5486、Mail:mhashi@ip.kyusan-u.ac.jp

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