キャラクターデザイナー・谷口 亮氏の講演会を開催しました

 8月25日(土)、2020年東京オリンピックの公式マスコットキャラクターをデザインした福岡市出身のデザイナー・谷口 亮氏が、「イラストレーションと私−今までとこれから−」と題し、講演を行いました。

 九州産業大学造形短期大学部創立50周年記念事業として開催されたこの講演会では、父親の影響でキャラクターデザインの道に入った谷口氏が、オリジナルキャラクターを路上販売する下積みを経て、東京オリンピック公式マスコットキャラクターに採用されるまでの苦労や制作エピソードを語りました。

 そして、好きなデザインをやり続ける秘訣として、「茨の道ですが、諦めずに這ってでも続けるという根性、そして、他人の作品を見て吸収することはもちろん、常にアンテナを張ってチャンスの前髪をつかむことが重要です」と話しました。

 講演後は、会場で選ばれた「か弱い」「うるうる」「素早い」「そろそろ」「のんびり」というキーワードをもとにキャラクターを制作する「ライブペインティング」を披露。約30分で妖精をイメージしたキャラクターが完成し、プロの技術に集まった150人の参加者からは拍手が沸きました。

【造形短期大学部】

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