
7月1日(土)、九産大商学部観光産業学科の学生18人が、株式会社スターフライヤーの旅客機をチャーターして行う機上講義に臨みました。
機上講義は、航空業界で働くことを目指す学生を対象とした科目「エアライン・オペレーション」の一環として、毎年行っている日本で唯一のチャーターフライト機上での授業で、今年で13回目、スターフライヤーとの産学連携は11年目を迎えます。
早朝の北九州空港を飛び立った旅客機が九州上空を飛行中、現役の客室乗務員によるサービス業務に関する講義を受けた学生は、同空港に着陸後、スターフライヤー施設において飛行場や部品庫、運航管理室などを見学しました。
その後、同社トレーニングセンターで、パイロットが利用するフライトシミュレーターの見学や、実際に客室乗務員が訓練に使用しているモックアップ(旅客機の実物大模型)内での機内サービス実習を行いました。実習後は、スターフライヤー社長松石禎己氏や同社に勤務する卒業生との懇談会を行いました。
2年の冨永ほのかさん(博多女子高校)は、「この機上講義や座談会を通して、漠然としていた仕事観が明確になったと感じました。お客様が100人いれば100通りの接客がある、ということを肝に命じたいと思います」と語りました。