工学部卒業生「日本建築仕上学会卒業設計奨励賞」受賞!

 九産大工学部住居・インテリア設計学科を今春卒業した迫田和樹さん(鹿児島工業高校)の卒業設計「福岡市旧東部市場のものづくり館(ファブラボ)へのコンバージョン」が、日本建築仕上学会の「卒業設計奨励賞」を受賞しました。

 

 この作品は、九産大に隣接する旧東部青果市場の建物を、解体せずにデジタル工作機械を完備した実験的市民工房(ファブラボ)として再生し、ものづくりを通じて地域住民が誰でもコミュニケーションを深められる「ものづくり館」として蘇らせる企画・設計です。

 

 仕上げやリフォームに関する優れた卒業設計に対して与えられるこの賞の審査において、迫田さんの作品は、建物が未利用空間にならないための工夫を施し、地域にどうアプローチしていくかという課題解決をプログラム化した点が高く評価されました。

 

 迫田さんは、「卒業設計の目標に掲げていた賞なので、受賞できてとてもうれしいです。この4月からパナホーム株式会社の住宅施工管理職として働いており、この受賞を励みに、今後も向上心を持って仕事に取り組みたいです」と語りました。

 

※卒業設計梗概はコチラ

 

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