高大接続 アクティブ・ラーニング研究会 始動!

      【アイスブレイクの様子】          【活発な意見交換】 

 

 1月26日(木)、「第1回高大接続におけるアクティブ・ラーニング(AL)研究会」が九産大で開催されました。

 

 この研究会は、高等学校および大学において注目され、さまざまな機関で議論されている「高大接続システム改革」において重要な要素となるALを、継続的に研究することを目的として、本学教職員と近隣の高校教員によって昨年12月に発足したものです。

 

 第一回目の今回は、「生徒の気持ちになり、ALを体験してみよう」と、経営学部聞間理教授が講師となり、本学でも取り入れているAL、「モチアッププログラム」(※)を参加者21人で体験しました。

 

 その後、「ALとは何か、なぜ必要なのか、どのように取り入れるか」について、グループごとにディスカッションし、「ALとは、知的好奇心を高める場づくり」や「ALは、成功体験の機会が増え、自己肯定感を高める」など、実体験を踏まえての活発な意見が交わされました。

 

 参加者からは、「高校現場で、教員個人で実践していますが、他の教員とのALへの共通認識がないことが課題でした。モチアップを経験して、多様な価値観に触れることができ、ひとりでは発見できなかったことに気付きました」や、「生徒と教員の歩み寄りによって、相手の意見を受容する『学びの場の空気』を作ることの大切さを実感しました」など、感想が寄せられました。

 

 今後も、さまざまなALの手法を学び、ALに関する共通理解などを通して、高校や大学におけるALに関する新たな一歩を見出します。次回のAL研究会は、2月下旬を予定しています。

 

 

※モチアッププログラムとは、株式会社カウテレビジョンが制作している、成長企業の成功事例を動画で見たあと、参加者同士がディスカッションをおこなうことで、思考力や判断力、表現力などが向上するしくみ。

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