商学部の学生がおにぎりを開発・自動販売機で販売開始

 

 九産大商学部の学生が企画・開発したおにぎりが、株式会社おむすびこむすびにより商品化され、10月中旬より九産大付属九州産業高校内の自動販売機で販売されています。

 

 企画したのは、マーケティングを学ぶ津村将章講師ゼミナールの4人。身近なものでマーケティングの実践を学ぼうと、協力してくれる企業探しから始めました。

 

 商品化にあたっては、市場調査により売れ筋商品の人気の要因を徹底分析。新商品のターゲットを若い男性に絞り、肉を中心とした「ポーク&ビーフ チーズ入り」を企画しました。また8月からの試作では、具材や調味料の配合など試行錯誤を繰り返すとともに、仕入れ方法など継続ビジネスの視点から何度もプランを練り直して販売にこぎつけました。
 若い男性をターゲットにしたということから、九産大付属九州産業高校を試験販売先に選定。オリジナルのPOP効果も相まって連日完売の人気です。

 

 商学科3年の溝部将大さん(森高校)は、「企画を進めていく中で、商品化のためには味やコストだけではなく、継続して安定的に販売するための仕入れ方法などを総合的に検討しなければいけないということを学びました。無事販売を開始することができてほっとしています。この経験を今後のプロジェクトでも生かしていきたいと思います」と語りました。

 

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