商学部が北京第二外国語大学との学生交流を開始

 4月22日(金)〜26日(火)、「中国農村における6次産業化推進に向けて」というテーマで研究を進める北京第二外国語大学の学生16人(引率・同大津田量講師)が来日し、同じく6次産業について研究している九産大商学部船岡健太准教授ゼミナール生ら32人と共に、大分県日出町で養鶏を核とした6次産業化の実例を学びました。

 

 有限会社鈴木養鶏場およびその直営店の見学のほか、工藤義見町長による同町の産地費消への取り組みや、同養鶏場の創業者、地元スーパーマーケットのバイヤーなどから各分野における取り組みの説明を受けた後、両校の学生はそれぞれ2月から事前研究を進めていた「ブランド卵の販売戦略」、「中小企業における資金調達の成功要因」など5つの共通テーマについて同町の関係者にプレゼンテーションを行いました。

 

 商学部観光産業学科3年の芦名彩夏さん(北九州市立高校)は「事前研究での一般市民へのアンケート調査は大変でしたが、『ブランド卵の販売方法について今後活用していきたい』という生産者の言葉をもらい、苦労が報われた気がします」と顔をほころばせていました。

 また、同学科3年の永住望さん(小林秀峰高校)は「一生懸命メモをとる中国の学生が印象的でした。同じテーマについて別々に取り組み発表したことにより、国によって視点や考え方が違うことがよく理解できました」と共同授業の感想を語りました。

 

 北京第二外国語大学との交流は今回が初めてです。9月には本学学生の同大学への訪問を予定しており、今後交流を深めていきます。

 

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