社会企業家の育成を目的とした「ソーシャル・ビジネスプラン・コンテスト」を実施

   

 商学部は、株式会社日本政策金融公庫福岡支店と協力し、12月21日(土)、「第4回ソーシャル・ビジネスプラン・コンテスト」を開催しました。

 当日は、学生5チームが、高齢者・障がい者向け防災キットの配布やインターネットを活用した新米の競り売り、食品ロス削減のためのマンション内シェアサービス、高齢者対象移動図書館内でのイベント実施などのビジネスプランを発表し、株式会社アバンティ会長・渡邊智惠子氏や日本政策金融公庫・宮本大資氏など4人の審査の結果、チーム「umbrella」が発表した「傘の再利用」が最優秀賞に輝きました。

 このプランは、駅などに落とし物として放置された傘を再利用し、協賛企業のロゴを印刷したオリジナルの傘を当該企業に販売するというもので、世界的に問題となっているプラスチックごみ削減への取り組みやCSR(企業の社会的責任)の意義、協賛金のみで運営する点などが高く評価されました。

 最優秀賞のチームリーダー・行徳沙也加さん(経営・流通学科2年・筑陽学園高校)は、「天神や博多など主要4駅で、再利用した傘を購入するかどうかアンケート調査を行うなど、実現可能性の担保に努めました。ビジネスプラン策定において収支シミュレーションなどのノウハウを学べたことに加え、企業経営者から直接アドバイスをもらえたので、とても有意義でした」と受賞の喜びを語りました。

 ※ソーシャル・ビジネス・・・環境や少子・高齢化、経済の低迷などのさまざまな社会的課題を事業を
             通じて解決していく新しいビジネスの形のこと

【商学部】

   

 

 

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