“森を浴む”サウナ用ロウリュ水 産学連携で販売中

   

 商学部経営・流通学科木村隆之准教授ゼミナール3年生16人とWEBマガジン「九州とサウナ」、株式会社konoki(福岡市中央区)が共同で企画・開発したサウナ用ロウリュ水「木と気と」が、12月30日(木)まで販売中です。

 ロウリュとは、サウナ発祥の地・フィンランドに伝わるサウナの入浴法で、熱したサウナストーンに水をかけて水蒸気を発生させることで、体感温度を上げて発汗作用を促進するものです。

 昨今のサウナブームを背景とした「サウナコンテンツを活用した林業の活性化」をテーマに、学生たちは前期から林業やサウナに関する文献を調査するとともに、後期からは国産木材の需要創出に取り組む株式会社konokiの協力を得て、大分県豊後大野市の森で現地調査を実施。林業の担い手不足と国産木材の価格高騰という現実を踏まえ、美しい日本の森を守って未来につなげたいと、木の香りを生かしたロウリュ水を産学連携で開発し、学生が「木と気と」と名付けました。

 間伐材を蒸留して油分を抽出した質の高いロウリュ水は、飛騨の桜、日田の檜、奥大和の松の3種類で、学生たちは、木々が育った森を思う存分浴びて五感で森林浴を体感してほしいという思いを込め、商品コンセプトを「森を、む」にしました。

 ゼミナール長の進藤優美さん(博多青松高校)は、「社会的な課題の解決をテーマにゼミナール活動を続けており、このクラウドファンディングを通して多くの人に少しでもこの商品を知ってもらえたら」と語りました。

 ※クラウドファンディングページ(CAMPFIRE)はコチラ

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