九州北部豪雨被災地の農産物販売をお手伝い

 

   

 

 九産大の学生が、9月7日(土)、JR博多駅前広場で開催された「第29回博多ファーマーズマーケット」に出店した、2017年九州北部豪雨で被災した朝倉市黒川地区・高木地区の農産物を販売する「たかき穂多留ほたる市」の店舗の飾り付けや包装紙用のスタンプ、値札POPを制作し、店頭販売のお手伝いをしました。

学生は、2011年の発生以来、東日本大震災の復興支援をしている「希望のあかりプロジェクト」のメンバー。多くの九産大生が、土砂搬出などの九州北部豪雨のボランティア活動に携わっている中で、復興のために九産大ならではの支援ができないかと、昨年10月から両地区の住民の方々と意見交換を重ねながら出店企画を練りました。

 この日の朝に収穫されたばかりの梨やじゃがいも、たまねぎなどが手作りPOPで彩られた店舗ブースには、開店と同時に多くの人が訪れ、オリジナルスタンプを押した包装紙に包まれた新鮮な野菜を手に、ブースを後にしていました。

 チラシのデザインを手掛け、実際に接客を行った芸術学部芸術表現学科1年の藤田真奈さん(太宰府高校)は、「現地の方々にヒアリングし、現地に行かないと分からないことがたくさんあるということを痛感しました。今回、学生ならではの発想を生かした復興支援を行うことで、少しでも被災地の方々の思いを多くの人に知ってもらえたらうれしいです」と話しました。

 高木地区に住む集落支援員の師岡知弘さんは、「農家は年配の人が多いため、若者ならではのアイデアはとても貴重でした。今後は、オリジナルスタンプのデザインのブランドロゴ化やPR映像の制作を行い、より多くの方に地区の良さを広めていければ」と語りました。

【商学部・芸術学部】

   

 

 

商学部のトップページへ