商学部主催「福岡県大学園祭」を開催

 9月27日(土)・28日(日)、福岡市中央区の大名ガーデンシティにて、商学部主催イベント「福岡県大学園祭」を開催しました。

 本イベントは、福岡県内の大学が参加し、学生による企画・展示・パフォーマンスを通じて、地域との交流を深めることを目的としたものです。本学商学部2年生が中心となり、「企画班」「広報班」「企業班」の3つのチームに分かれ、4月~9月で準備を進めてきました。

 模擬店では、射的やヨーヨー釣り、ブレスレット作りなど、小学生以下の子どもたちが楽しめる5つの体験型ブースを用意。学生たちは、来場者の年齢層や興味を分析し、親子連れが安心して楽しめる空間づくりに力を入れました。期間中、会場は子どもたちの笑顔があふれ、終日賑わいを見せました。

 さらに、地域の賑わいづくりに貢献するため、地元のキッチンカーを誘致。多彩なメニューが並び、本イベントの魅力発信に繋がりました。

 企業班では、企業との連携を初めて経験する学生が多く、イベント内容や予算、ターゲット設定など、決めるべきことの多さに苦労しながらも、100件以上の企業にメールを送り、協力を呼びかけました。リーダーを務めた同学部2年高八重孝太さん(東海大付属福岡高校)は「ゼロからイベントを立ち上げることの難しさを実感しました。この経験を通じて、社会との接点を持つことの大切さを学ぶことができ、就職への意識が強くなりました。今後はインターンシップにも積極的に参加していきたいです」と語りました。

 また、企画班は、ステージ出演者の交渉に苦労しながらも、夏休み期間に何度もミーティングを重ね、イベントを盛り上げるために奔走。リーダーを務めた同学部2年の花田ねねさん(福岡女子商業高校)は「運営の大変さを実感しました。何をするにも一人ではできない取り組みばかりで、周囲と協力することの大切さと自分から動くことの重要性を学びました」と活動を振り返りました。

 今回の大学園祭は、商学部の教育理念である「実践的学び」の一環として位置づけられており、学生たちは企画段階から当日運営まで主体的に行いました。参加学生からは「地域の方々と直接交流できる貴重な機会だった」「学びを社会に還元する実感が得られた」といった声が寄せられました。

 今後も商学部では、地域と連携した実践的な学びの場を提供し、学生の成長を支援してまいります。

【商学部】

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