商学部の学生が、3月11日(金)、久留米商業高校で、筑後うどん振興会加盟店舗の店主に、地域活性化プロジェクトの一環として同校生徒と開発した新メニューと販促企画を提案しました。
九産大の中国人留学生発案の「本格中華唐辛子しびれうどん」は、激辛で若年層への筑後うどんの拡大を図ったもので、辛味に中国やベトナムでもなじみの深い唐辛子を使うことにより、同加盟店のひとつ「一吉うどん」のホーチミン店で現地の人たちへの筑後うどん普及や日本での外国人の集客を目指しました。高校生の意見を取り入れて、唐辛子の量を好みに合わせて調節できるようにし、誰でも楽しめる味になるよう工夫しています。
また、両校は、スマホ世代の若い層の来店拡大を目指し、各店に設置したQRコードをスマートフォンで読み取る「デジタルスタンプラリー」の提案を行い、非接触でコロナ禍でも安心して参加できる点をPRしました。
その後、「一吉うどん」で行った試食会で同社轟木一弘代表取締役は、「コロナの影響で飲食店は我慢を強いられてきましたが、若い力を得て、日本でもベトナムでも火が付きそうな新メニューを開発することができました。必ず人気No.1にしたいと思っています」と話しました。
プロジェクトリーダーの武田大和さん(九産大付属九州産業高校)は、「“ふんわり粘りゴシ”が特長の麺が甘辛いタレと唐辛子に絡んで、一押しのメニューとなりました。筑後うどんがはるばる行ってでも食べたいと思えるような存在になれば」と語りました。
開発したメニューとスタンプラリーは、5月から筑後うどん振興会加盟店舗で提供する予定です。
【商学部】