食品開発研究会初のコラボ開発商品を博多阪急で販売

 今年4月発足した食品開発研究会が、筑後市の苺農家「まつばらベリーファーム」と鞍手町のトマト農家「株式会社花田農園」の依頼を受けて開発・製造した「いちごジャム」、「いちごミルクジャム」と「トマトケチャップ」、「トマトパスタソース」を11月24日(土)・25日(日)の二日間、博多阪急地階「うまいもの蔵」の販売会で一般の方に販売しました。

 食品開発研究会初めての開発商品で、ジャムは学内の食品加工プラントの製造商品第一号です。

 両農家とも形が不揃いで市場に出せない作物を加工食品として販売していましたが、品質や味が安定しないという悩みを抱えていました。依頼を受けた食品開発研究会では水分活性、糖度や酸味などを分析、安定した味を出せるレシピを開発しました。

 販売会では自然な甘さが好評で50本用意したトマト製品は完売、120本用意したジャムもほとんどが売れました。

 店頭に立ったトマト製品開発メンバーの末野愛李さん(工学部物質生命化学科3年・鹿屋高校)は「保存性を主眼に開発したのですが、お客様にとって保存は当たり前、もっとお客様視点の商品開発を心掛けなければならないと痛感しました」と厳しい指摘にも次の課題を見つけていました。

【生命科学部】

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