「表面技術協会九州支部優秀学生賞」受賞!

 生命科学部を今春卒業した山本真衣さん(防府高校)の発表「液相還元法を用いたナノセルロース水溶液中での銀微粒子合成に関する研究」が、一般社団法人表面技術協会九州支部の「優秀学生賞」を受賞しました。

 この賞は、金属などの素材を処理する技術である「表面技術」に関わる分野を専攻する優秀学生を表彰するものです。

 受賞した研究は、低刺激で抗菌・保湿効果があるAg(銀)を利用した、化粧品への応用を可能とする基材の製造にあたって、不純物を取り除く透析処理を行い純度の高い銀を取り出した後、均一で安定性がある銀微粒子を生成させるための促進剤がグルコース(ブドウ糖)であることを結論付けたものです。

 山本さんは、「1年間の集大成として取り組んでいた卒業研究が受賞でき、とてもうれしいです。4月からは本学大学院工学研究科に進学する予定で、この研究をさらに深化させていきたい」と喜びを語りました。

【生命科学部】

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