生命科学部を今春卒業したさん渡邉光さん(柏陵高校)の発表「Niめっきの黒色化に関する基礎研究」が、一般社団法人 資源・素材学会 九州支部の「Outstanding Student Award, Kyushu MMIJ」を受賞しました。
この賞は、金属などの素材を処理する技術である「資源・素材」に関わる分野を専攻する優秀学生を表彰するものです。
受賞した研究は、表面積増加による触媒効果などの機能性向上が期待される、黒色めっき皮膜の作製に関わるもので、硝酸イオンをめっき浴中に添加することで外観が黒色化し、不純物の共析のない皮膜が得られることを結論付けたものです。今後は、硝酸イオンの役割と反応のメカニズムの明確化と共に、密着性向上に向けた検討を重ねていく予定です。
渡邉さんは「今回の受賞を励みに、より一層、これからの研究に注力してまいりますので、ご指導のほどよろしくお願いします」と語りました。
【生命科学部】