理工学部教授 「第2回SIIQ技術大賞」銀賞受賞!

 

 

 理工学部機械工学科鶴田和寛教授が、九州半導体・エレクトロニクスイノベーション協議会SIIQシーク)主催の「第2回SIIQ技術大賞」で銀賞を受賞しました。

 この賞は、会員企業と共同研究を行う研究者の優れた研究活動を支援することを目的としています。

 受賞した研究内容「脳機能の再生を目指したリハビリ装置の開発」は、脳に直接刺激を与えた時の身体の反応により脳神経活動の仕組みを解明するこれまでの方法とは逆に、身体にさまざまな刺激を与えながら脳神経活動の仕組みを解明するもので、従来とは一線を画す方法が高く評価されました。

 今後は、脳神経活動モデルの作成に取り組み、ロボット制御技術を利用して、回復させたい体部位に効果的な刺激パターンとリハビリ動作を脳神経活動モデルに基づいて設計し、リハビリ中の治癒状況を観測・評価した結果をフィードバックすることで、脳の再生に最適なリハビリ装置の開発を目指しています。

 鶴田教授は、「今後はAIのヘルスケア分野への活用を図り、超高齢社会を迎えた現代における脳の健康維持や認知症予防に取り組んでいきたい」と語りました。

【理工学部】

 

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