5月20日(月)、理工学部情報科学科の「情報リテラシー演習」において、福岡県警察本部生活安全部サイバー犯罪対策課管理官の吉田昌史氏を招いた特別講義を実施しました。
「サイバー犯罪の現状と対策」をテーマに、サイバーテロやサイバーインテリジェンス、多様化するインターネット詐欺についての説明がありました。サイバーセキュリティ対策の必要性とともに、簡易的なパスワード設定や使い回しを避けたり、誕生日など想定しやすい文字列を使用しないなど、セキュリティ対策の具体策が示されました。
また、現在社会問題と化している「闇バイト」や「投資詐欺」の話題にも触れ、短期間で高収入を得られるという触れ込みの広告などを安易に信用しないよう学生に注意を促しました。
吉田氏は「知らないうちに加害者になってしまう場合もあります。サイバー犯罪の手口を知ることで対策を講じることができますので、サイバー空間をめぐる情勢について関心を持ち、セキュリティ対策を行うようにしてください」と語りました。
【情報科学科】