「OpenVINO™ツールキットを使用したアプリ開発コンテスト」セーフティー賞受賞!

 情報科学部情報科学科4年の渡辺龍司さん(唐津西高校)が合志和晃教授隅田康明講師と共同で開発した安全車間距離学習システム「キョリトル」が、インテル株式会社主催の「第4回OpenVINO™ツールキットを使用したアプリ開発コンテスト」において、セーフティー賞を受賞しました。

 このコンテストは、インテル㈱が提供しているAIを活用した物体検出ソフト「OpenVINO™」を活用して、独自開発した「AIによる解析ソリューション」や既存のソリューションを「高度化・最適化したソリューション」を競うものです。

 受賞作品は、安全な車間距離について学習する教育用システムで、「OpenVINO™」を用いて車両に搭載したカメラ画像から前方車両を検出し、その横幅から車間距離を測定して安全運転の評価を行うものです。走行時に車間距離について警告するとともに、車両停止時に走行集計データを表示し、運転時の評価を知ることができます。

 渡辺さんは、「一般道などで何度も実車実験を繰り返してデータを抽出し、約9カ月かけてこのシステムを開発しました。通信制御ソフトウエアの企業に就職が決まっており、培ったスキルを生かして新たな環境でも成長していきます」と語りました。

【理工学部】

 

理工学部のトップページへ