フィリピン共和国ミンダナオ国立大学 イリガン工科校と国際交流協定を締結しました

 

 このたび、本学理工学部ミンダナオ国立大学イリガン工科校工学部およびコンピュータ学部(フィリピン共和国、以下 MSU-IIT)は、専門性を軸に国際的な研究・教育・交流の推進を目的とした学部間交流協定を締結しました。

 本協定締結により、教員の学術的知見および研究教育力の向上と、学生の AI エンジニ アとしてのスキル修得、国際的視野の涵養および異文化理解のさらなる相互促進を図ります。

 MSU-IITは、7 学部(工学、理数、コンピュータ、教育、人文社会科学、経済経営・会計、 医療サービス)と7 研究科を有するフィリピン共和国内でトップクラスの理工系国立大学です。本学理工学部と MSU-IIT は、2022年に導入した専門重視型のオンライン国際協働学習(以下、COIL:Collaborative Online International Learning)で、 AIプログラミングやアプリケーションの活用について互いの学修・研究成果を発表するなど、交流を深めてきました。

 6月13日(木)、オンラインで実施した国際交流協定式で牛見宣博理工学部長はスピーチで「情報科学、工学、およびコンピュータ科学は、技術とイノベーションの分野であり、国際的な連携は新たな知識とアイデアを生みだします。これまでCOIL教育を通じて、学生たちは視野を広げ、国際的な親交を深めてきました。今後は、COIL教育に続き、共同研究プロジェクトを立ち上げることで、両大学の理工系学部が連携して新たな技術を開発することを期待します」と述べました。

 MSU-IITのアリゼドニー・ディトカラン学長は「本学の教員が多くが日本で専門分野を学んだこともあり、私たちにとって日本はとても親しみのある国です。今回の協定締結により、両大学の学生・教員がこれまで以上に多様な知識、教育方法論や価値観を共有できることを目指します」と話しました。

 今年度のCOIL教育は、7月13日(土)に、本学学生が AI プログ ラミング演習や卒業研究などの成果発表を行い、11月にMSU-IITの教員・学生による発表を行う予定です。

※今回の協定締結により、本学の国際交流協定校数は11カ国25校となります。

【理工学部・国際交流センター】

 

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