5月16日（火）、香港城市大学数学科教授Benny Y.C.Hon氏による理工学部特別講演会を開催し、学生・教職員28名が参加しました。
数値計算工学の権威であるBenny Y.C.Hon氏が率いるグループは、香港の英才教育財団と連携し、香港の優秀な中高生を対象にSTEM教育を実施しています。今回の特別講演では、「香港のSTEM教育～高校生・大学生の能力開発」をテーマに、学生を大きく成長させる科学（S）・技術（T）・工学（E）・数学（M）を融合させたSTEM教育の本質について、これまでの教育事例を交えながら説明しました。
Hon氏は「教育の早い段階からSTEM教育を実施することで、課題解決や学習意欲を高め、大学で興味のある分野をより専門的に研究する流れを生み出すことが望ましい。また、中学・高等学校と大学が共同でSTEM教育のコースを実施することも有効です」と語りました。
STEM教育の要素の1つである数学教育の実施例を聞いた参加者は「数学の美しさと面白さを視覚化し、体感してもらうことが学生の成長につながると感じた」と感想を述べました。
【理工学部】
