福岡県交通政策課による特別講義「地域公共交通の現状と取り組み」を実施しました

 6月19日、理工学部情報科学科3年生ゼミナール科目「情報科学演習Ⅰ」にて、福岡県企画・地域振興部交通政策課の田辺好徳氏を招いた特別講義を実施しました。

 「地域公共交通の現状と取り組み」をテーマに、地域公共交通を取り巻く環境や、福岡県内で運行している地域公共交通について説明がありました。講義内では2024年問題や災害による交通機関の被害など、地域交通を取り巻く厳しい現状が伝えられました。

 また、配車予約や運行計画の作成などをAIが行う「AIオンデマンド交通」や、福岡県が推進するMaaSについての話題にも触れ、県や各市町村等が行っている取り組みなどの紹介もありました。

 田辺氏は「学生のみなさんにはぜひ、県や市町村が行っているさまざまな取り組みに触れ、公共交通やMaaSアプリを活用して欲しいです」と語りました。

※MaaS(マース:Mobility as a Service)とは、地域住民や旅行者一人一人のトリップ単位での移動ニーズに対応して、複数の公共交通やそれ以外の移動サービスを最適に組み合わせて検索・予約・決済等を一括で行うサービスであり、観光や医療等の目的地における交通以外のサービス等との連携により、移動の利便性向上や地域の課題解決にも資する重要な手段となるものです。
引用|国土交通省日本語版MaaSの推進

 

【情報科学科】

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