特別講義「国際協力とフェアトレード」を実施しました

 6月17日(月)、国際文化学部国際文化学科の「国際協力論」の講義において、本学卒業生でPOPLIFECO.代表の宮房武亮氏を招いた特別講義「国際協力とフェアトレード」を実施しました。

 同講義では、宮房氏がオーガニックコーヒーショップ立ち上げるまでを経歴で辿り、どのようにフェアトレードに出会い、実行していったのかを解説。発展途上国のコーヒー豆農家の現状や、環境破壊、不当労働など、さまざまな国際問題に触れながら、それらの問題を解消するフェアトレードの重要性を解説しました。

 宮房氏は「私はアメリカに渡ったことでフェアトレードを知り、そこから学びを深めました。家の手伝いで学校に行けない子供たちのことなどを知れば知るほど、公正取引への思いを強くしました。学生のみなさんも、ピンときたことや大事だと思っていることがあれば機会を逃さず調べて行動してみてください」と語りました。

 受講者からは「フェアトレードの重要性や多文化共生の大切さを知ることができました」「行動することの大切さを学びました。躊躇していたことにも勇気を出して一歩踏み出していこうと思いました」など感想が寄せられました。

※フェアトレード:開発途上国の原料や製品を適正な価格で継続的に購入することにより、立場の弱い開発途上国の生産者や労働者の生活改善と自立を目指す公正取引

【国際文化学科】

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