1月27日(月)、28日(火)、国際文化学部の「アドバンストプログラム」の一環として、本学で福岡県立嘉穂東高等学校と福岡県立香椎高校の生徒を対象に、英語プレゼンテーションのスキルアップを目的とした講座「プレゼンテーションブートキャンプ」を実施しました。
国際文化学部国際文化学科教員と学生が担当した嘉穂東高等学校のクラスでは、まず360度カメラで発表を撮影し、自分の発表が客観的にどう見えているのか確認。その後、教員とチューターとして参加する同学科学生から、スキル向上を目指し、論理的なプレゼンテーション構成の1つである『SPQR構造』を用いたストーリーの組み立て方や視線の配り方、効果的な言葉選びなどの指導を受けました。
一方、語学教育研究センター教員が担当した香椎高校のクラスでは、教員の模範ショートプレゼンテーションを参考に、スクリプトの作り方や発表に適した表現などを学ぶレクチャーを受講。その後、グループに分かれテーマに沿ったポスタープレゼンテーションを準備しました。相手の発表を聞きキーワードをメモするワークなども交え、スピーキング・ヒアリングの両方を鍛えるアクティブラーニングに取り組みました。
最終日の28日(火)には、それぞれのクラスでファイナルプレゼンテーションを実施。参加生徒は、2日間で学んだスキルを生かし、ブラッシュアップした手法で堂々と発表を行いました。
講座を受講した嘉穂東高校2年の中嶋さんは「大学生や先生による『SPQR構造』についての説明がとても分かりやすかったです。今後プレゼンテーション高校でのエッセーの課題でも、今回学んだ手法を活用していきたいです」と感想を述べました。
【国際文化学科・語学教育研究センター】