DesignReview2025でクリティーク賞を受賞!

 3月22日(土)、23日(日)、福岡大学にて行われた「Design Review 2025」で、福光伶菜さん(建築都市工学部建築学科2025年3月卒業/佐賀北高校)が、審査員が特に注目した作品に贈られるクリティーク賞(五十嵐淳賞)を受賞しました。
 同イベントは建築系学科を要する九州各県の大学に通う学生が主体となって運営しており、学生の設計展としては最も古い大会です。
 約500点の応募の中から選ばれた福光さんの卒業設計テーマは「公共集落」。過疎化が進む自身の故郷である小さな集落の問題を解消するため、納屋や家の一部を公共に開き、農作物の販売や、集落に訪れた人のための場所をつくることを提案。家にいながらさまざまな交流を生みつつ、地域の建築物を解体した廃材は、地域の建材ストックとして捉えて、新しい材料は使わずに新陳代謝を繰り返す建築システムを考えました。少子高齢化が進む日本では、全国で同じような状況があり、自身の家に住みながら高齢者が孤独にならないアイデアが高く評価されました。
 福光さんの作品は、応募総数1,000点を超える「赤レンガブロック卒業設計展」でも100選に選ばれ、横浜赤レンガ倉庫に作品が展示されました。

【建築都市工学部】

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