大東建託株式会社とDIYソロワークブースを共同開発

 建築都市工学部住居・インテリア学科香川治美教授研究室と大東建託株式会社(東京都港区)がDIYで設置できるソロワークブース「HACOCE(ハコス)」を共同で開発し、同社公式オンラインストアで販売されています。

 コロナ禍におけるニーズの高まりを背景に開発した「HACOCE」は、DIYで設置できる、間口110cm×奥行き120cm×高さ237cmの木造の移動式パーソナルブースで、強度や遮音性、断熱性に優れており、部屋を改造することなく好きな場所にワークスペースを設置できます。また、お部屋の雰囲気に合わせて内外装をカスタマイズできます。

 同社との連携は初めてで、学生たちはデザイン提案のほか、実証実験において組み立て時の難易度などを検証し、商品化に向けて改良を重ねました。

 4年の木村美羽みうさん(宇部フロンティア大学付属香川高校)は、「フラミンゴをあしらった柄を部分使いすることで、明るくお洒落かつ落ち着いた空間を目指しました。組み立てに想定以上の時間を要しましたが、無事に完成した喜びでいっぱいです」と話します。

 同社事業戦略室の西山恭平氏は、「目標に対し自ら考え動いたこの連携事業を通して、“個々が学ぶ『産業』というフィールドで課題解決を図る”という意識を持ち続けてもらえれば」と語りました。

 この製品は本学1号館1階メインホールにて展示しており、利用が可能です。

【建築都市工学部】

 

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