病気と闘う子どもたちにクリスマスプレゼントを

 九産大経済学部の学生14人が、12月10日(日)、千早駅・香椎参道間で「福岡サンタウォーク in 香椎」を開催しました。

 

 サンタウォークとは、地域の人たちみんなとサンタクロースの衣装で街を練り歩き、病気と闘う子どもたちにクリスマスプレゼントを贈る地域密着型チャリティーイベントです。

 

 企画したのは「実践企画演習」を受講する学生で、8月から東区役所などへの説明に奔走、商工会やJR・西鉄の協力を取り付けるとともに、東区いきいきまちづくり提案事業」にも採択され、実現にこぎつけました。

 

 この日、趣旨に賛同して集まった181人が、「東区ハンドベル倶楽部」による演奏とゴスペル集団「ALL FRUITS」による合唱のオープニングセレモニーの後、JR千早駅を出発。千早並木通り、香椎みゆき通り商店街を抜けて国道3号線に戻る、約40分のコースを楽しく歩きました。

 

 参加した千早4丁目2区の自治会長・永嶋洋政氏は、「地元の活性化になればと思い、このチャリティーイベントに参加しました。意義ある取り組みだと思うので、来年度はもっと参加者を集めてまたこの地元を練り歩きたい」と話しました。

 

 実行委員長の河野広輝さん(3年・福岡西陵高校)は、「協力していただいた関係各所の方々、コースを歩いてくれた地域の方々全てに感謝したいです。来年はもっと大きなイベントにし、地域活性化と福祉の両面からまちづくりを考えていきたいと思っています」と語りました。

 

 この日集まった寄付金で国語辞典や漢字辞典などを購入し、12月21日(木)に福岡市立こども病院(アイランドシティ・福岡市東区香椎照葉五丁目)に寄贈する予定です。

 

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