小学生を対象とした「SDGs出張授業」を実施しました

 11月6日(水)、経済学部経済学科黒木宏一准教授のゼミナールに所属する3年生7人が株式会社九州空調(以下、「九州空調」)、株式会社西日本シティ銀行(以下、「西日本シティ銀行」)協力のもと、須恵第二小学校の6年生155人を対象に「SDGs(持続可能な開発目標)について学ぶ出張授業」を実施しました。

 この出張授業は、九州空調住本真理会長の「地元の将来を担う子どもたちにSDGsを身近に学んでほしい」との思いを受け、西日本シティ銀行などが開発したオリジナルのSDGs啓発カードゲーム「街-1カード」を使用し、楽しくSDGsについて学べる機会を提供しました。

  同ゲームは、場所、人、物の3種類のカードを使用しこれからの街づくりについて考えていくもの。今回は児童たちにより身近に考えてほしいと、学生が須恵町をモデルにしたオリジナルの場所カードを作成しました。

 学生たちはファシリテーターとして、グループに分かれた児童たちをサポート、「ワクワクする須恵町のアイデア」をテーマに、カードを使って子どもらしい発想を創出する手助けを行いました。

 ファシリテーターを務めた松田陽夏太さん(糸島高校)は「児童が意見を出しやすいように準備していましたが、どんどん出てくる自由な発想に驚きました。自分自身もSDGsについて改めて考える機会となり、児童たちにもカード通して、これからの環境問題やまちづくりについて考えていってほしいと思います」と振り返りました。

 授業で使用したカードは、九州空調から同校に寄贈。住本真理会長は「我々が取り組むSDGs活動のバトンを、若い皆さんに受取ってほしいと考えています。今後の街づくりについて学ぶ機会となるよう、今回使用したカードを皆さんに贈ります」と授業を締めくくりました。

【経済学部】

 

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