ニビシ醤油から経済学部学生企画の鍋スープが発売

 九産大経済学部の学生が提案したアイデアに基づいて開発した鍋スープ「和風鍋 紀州梅味」が、ニビシ醤油株式会社より販売されます。

 

 この商品は、地元企業などとの連携を通じて、主体的な計画の立案・実行を修得する授業科目「実践企画演習」を受講する学生が企画したもので、紀州産の梅肉を使用したカツオのだしが効いた鍋スープです。

 

 

 平成27年11月にニビシ醤油から「夏の鍋料理」というテーマで新商品開発プロジェクトを提案された学生たちは、フィールドワークやインタビューなどを行い、平成28年6月に27の企画を提案、その中から試作・検討の結果、30〜50代の女性をターゲットとした「梅味の鍋スープ」の企画が採用されました。「梅」のピンクを基調とした鮮やかなパッケージにも、学生の意見が反映されています。

 

 ニビシ醤油株式会社開発部開発課長の土井 貴氏は、「『梅味』の食品はいろいろありますが、鍋スープでは今までありません。その新規性や特有性が商品化に至った理由です」と話しました。

 

 前田 豊さん(3年・光陵高校)は、「予想以上に梅の香りとカツオだしがマッチしていて、メーカーの方の力を感じています。工場見学から始まり、5回以上プレゼンテーションを重ねた努力がカタチになり、達成感でいっぱいです」と販売の喜びを語りました。

 

 この商品は、現在、ニビシオンラインショッピングにて発売中で、10月1日からはJA全農九州下期購買カタログに掲載販売されるほか、関東をはじめとする全国のスーパーなどで発売される予定です。  

 

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                       <商品を手にするニビシ醤油担当者と学生たち>

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