グローバル・フードビジネス・プログラム(GFBP)では、実社会の専門家から直接知見を得ることを目的に、外部講師を招いた学生企画の学修活動「フードビジネス未来ラボ」を展開しています。
11月28日(金)、福岡市東区で三代にわたり鮮魚店を営む「うおしげ木下鮮魚店」の店主、木下恵晴氏を講師に迎えた特別実習を実施しました。
実習ではまず、木下氏から指導を受け、実際に魚捌きを実践!ほとんどの学生がはじめて魚を捌くため、手順や魚の骨の構造を確認しながら実習を行いました。最初は包丁さばきに迷いもありましたが、最初のあじを捌き終わり慣れてくると、鯛や水カレイにチャレンジする学生も。捌いた魚はフライやお吸い物に調理しました。実習の最後には、木下氏が魚の炙りと刺身の卸し方、カナトフグの捌き方を実演。華麗な手さばきに学生たちは釘付けでした。自身で市場から仕入れ、一日20種類以上の魚を取り扱う木下氏。実演中も、旬の魚の目利きについてや調理器具のメンテナンスなどについて話がありました。
木下氏は「福岡は玄界灘も近く、いつでも美味しい旬の魚が手に入ります。ぜひいろんな魚を楽しんでください」と話します。
学生は「魚を捌くのは初めてでしたが、丁寧にご指導頂いたおかげで、魚のことを理解しながらうまくさばくことができ嬉しかったです。自分で捌いた魚はよりおいしく感じます!これを機に、家でも自分で魚を捌いてみようと思います」と感想を述べました。
「フードビジネス未来ラボ」は、同プログラム2年生を主な運営メンバーとし、「このテーマの専門家に話を直接聞いてみたい」という意見を出しあい、講師への講演打診や調整、ワークショップの企画などを学生自身が行っています。

【グローバル・フードビジネス・プログラム】




