「撮る博物館プロジェクト」 博物館の新たな一面を

 本学大学院生や芸術学部商学部の学生24人が九州国立博物館を撮影する「撮る博物館」プロジェクトを実施しました。

 昨年の4月から同館4階文化交流展示室での撮影が可能になったことにより、学芸員が細部までこだわった展示室や文化財の魅力を発信しようと同館と学生が企画したもので、同館のメインロビーに展示された作品は、入館した1万8千人に披露されました。

 11月30日(水)、本学内にて表彰式がおこなわれ博物館職員や学芸員からの投票により最優秀賞に選ばれた芸術学部写真・映像メディア学科2年の甲斐菜月さん(クラーク記念国際高校)ら上位3名が表彰されました。

 甲斐さんは、「もともと博物館や美術館巡りが趣味で、文化財が撮影できることに興味を持ちプロジェクトに参加しました。より多くの方に魅力が伝わることを心掛けながら撮影したことが評価されてうれしいです」と喜びをみせます。

 同館交流課長田中篤氏は、「学生の工夫された撮影方法やアイデアは、私たちにとって『このような作品があったのか』と気付かされる貴重な機会になりました。博物館のPRにつなげることができて、とてもうれしく思っています」と話します。

【芸術学部、商学部】

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