アニメーター・佐藤好春氏の講演会を開催しました

 

 12月18日(火)、「となりのトトロ」「魔女の宅急便」などのスタジオジブリの作品や世界名作劇場シリーズ、フランソアのCMなどの原画制作に携わるアニメーター・佐藤好春氏が、約200人の学生を前に講演を行いました。

 芸術学部写真・映像メディア学科の特別講義として開催されたこの講演会で佐藤氏は、世界名作劇場シリーズを経て、株式会社スタジオジブリの宮﨑 駿監督や故・高畑 勲監督など多くのアニメーターとの貴重な出会いや現場での苦労話、作品制作の醍醐味について、手掛けた原画や動画を披露しながら語りました。

 そして最後に、「アニメーションはひとりで作るものではなく、みんなで作る総合芸術です。人と人とのつながりを大切に、自分の表現を深めていってください」とエールを送りました。

 同学科3年三宅ひなのさん(福岡工業大学附属城東高校)は、「入学当初からアニメーション制作に携わりたいと思っており、今回、貴重な講演を聴くことができました。滑らかで自然な動きは、1コマ1コマの緻密な手描きによるもので、その繊細な表現方法に感銘を受けました。作品制作の大変さを身に染みて感じましたが、同時にアニメーション制作への思いも強くなりました」と振り返りました。

【芸術学部】

 

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