学生がデザインした久留米織の名刺入れを卒業生にプレゼント♪

 

 芸術学部生活環境デザイン学科3年の清水恵丞けいすけさん(東福岡高校)が企画・開発した久留米織の名刺入れが、3月18日(月)にマリンメッセ福岡で開催された学位授与式で、卒業生に贈呈されました。

 「卒業生に福岡らしく九産大らしい記念品を」との思いで2016年度から始まったこの名刺入れプロジェクトでは、これまで博多織、小倉織という福岡の特産品を題材としてきました。3年目の今年は、福岡の工芸品・久留米織を素材とし、伝統を大切にしつつ現代の若者が持っていても違和感がなく、開けた時に映えるデザインをめざしました。完成した製品は、スクールカラーのえんじ色を使用したシンプルな外観で、開けると内側のカラフルなラインと四角が目を引くデザインです。

 清水さんは、「筑後染織協同組合の担当者と何度も打ち合わせを行いながら、若者に受け入れられるポップさだけではなく、織れて大量生産が可能なデザインを考えるのが大変でした。卒業生に使ってもらって、珍しい久留米織の名刺入れが話のきっかけになれば、とてもうれしいです」と語りました。

 学位授与式の会場では、名刺入れが開発されるまでの過程や有限会社光延織物代表・光延俊郎氏からのメッセージが映像で紹介されました。

 ※映像はコチラ

【芸術学部】

 

 

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